竜南やまぐち歯科

2025年10月静岡市竜南にOPEN

インプラントIMPLANT

IMPLANTインプラント治療について

インプラント治療は、歯を失った部分に人工の歯根(インプラント)を埋め込み、その上に人工の歯(被せ物)を装着することで、 機能と見た目を回復する治療法です。周囲の歯に負担をかけず、天然歯に近い噛み心地と自然な見た目を得られるため、近年多くの方に選ばれています。 ブリッジや入れ歯と異なり、しっかりと固定されるため、食事や会話も快適に行えるのが大きな特徴です。

インプラント

インプラントは、顎の骨に直接固定されるため、治療には一定の外科処置が必要です。当院では、インプラント手術の際にサージカルガイドを使用しており、事前にCT画像をもとに精密なシミュレーションを行ったうえで、インプラントを理想的な位置・角度に埋入できるようにしています。これにより、骨の厚みや神経の位置を的確に把握し、安全かつ高い精度で治療を進めることが可能です。

インプラント

治療手順について

インプラント治療には、主に「1回法」と「2回法」の2つの術式があります。患者さんの骨の状態や治療計画によって適切な方法を選択いたします。

1回法

インプラント埋入と同時に、歯ぐきの外にインプラントの一部(アバットメント)を露出させる方法です。手術が1回で済むため、身体への負担が比較的少なく、治療期間も短縮できます。ただし、骨の量や質、感染リスクを考慮し、適応が限られる場合があります。

2回法

インプラントを埋入した後、歯ぐきを閉じて治癒期間を設け、数ヶ月後に改めてアバットメントを装着する方法です。骨との結合(オッセオインテグレーション)を安定させる期間を確保できるため、多くの症例に適応可能で、信頼性の高い術式です。

当院では、術前にCTや口腔内スキャンを用いた精密な診査・診断を行い、患者さん一人ひとりに最も適した術式をご提案いたします。どちらの術式でも、痛みや腫れを最小限に抑えるよう配慮しながら、安全性と快適性を重視した治療を行っています。

インプラント

補綴治療(被せ物の工程)
インプラントが骨としっかり結合した後は、上部構造と呼ばれる人工の歯を作製・装着していきます。当院では、日本補綴歯科学会の専門医として、噛み合わせや見た目、耐久性に優れた補綴治療を提供しています。インプラント治療の最終的な仕上がりは、被せ物の精度によって大きく左右されるため、補綴専門医の視点から、長期的に安定した機能と美しさを追求しています。

インプラント

また、補綴物の作製においては、従来の印象材を使った型取りではなく、口腔内スキャナーを用いたデジタル印象を導入しています。これにより、患者さんの負担が軽減されるだけでなく、より正確なデータをもとに補綴物を設計・製作することが可能になり、フィット感や快適性の向上につながっています。 最終的な被せ物の素材は、ジルコニアやセラミックなど、審美性と耐久性を兼ね備えた材料からお選びいただけます。見た目に自然で、周囲の歯にも調和する美しい仕上がりを目指します。 インプラント治療は、外科的手術や治療期間の長さなど、患者さんにとって不安の多い治療かもしれません。当院では、丁寧なカウンセリングを通じて、治療の流れや選択肢をわかりやすくご説明し、ご納得いただいたうえで治療を進めてまいります。「しっかり噛めるようになりたい」「入れ歯が合わずに困っている」などのお悩みをお持ちの方は、ぜひ一度ご相談ください。専門的な知識と技術で、安心して受けられるインプラント治療をご提供いたします。

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